私たちは1日3度の食事をして、日常生活を送るためのエネルギーを確保しています。必要な栄養素が生体内に取り込まれた後は、食べカス、古い細胞などの老廃物、腸内細菌で構成されている便が排泄されます。
1日1回の排泄があって、便の状態が黄褐色、バナナ形で、適度な硬さのものが理想的ですが、腸内細菌叢が乱れていたり腸の蠕動運動がうまくなされないと、便秘や下痢を引き起こします。快便にはまず、腸内バランスを知って理想的な状態に戻すこと、バランスの取れた食事と適度な運動が必要になります。
Q.腸内細菌バランスを正常化するには? Ans.
基本的には、腸内細菌が増殖できるような食事(発酵食品・食物繊維・マゴワヤサシイ等)をすることになりますが、10年間減少していれば、元に戻すのに10年かかると考えた方がよいでしょう。半年〜1年程度で一気に正常化するためには、乳酸菌群の摂取が近道です。それには、腸内細菌の特性を把握して摂取することが必要です。
下記に最適と思われる条件を記しましたので、参考にして下さい。 @ 菌種類5種以上が望ましい。
腸内細菌は100種類、100兆個棲息しているといわれますので、乳酸菌4属は必要です。{エンテロコッカス属、ラクトバチルス属、ビフィドバクテリウム属、ストレプトコッカス属}
A 改善目的であれば、最低でも1日1兆個は必要と考えます。
100兆個の正常値にするには、この程度の量は必要と考えられます。理想は5兆個程度ですが、これほど多く手軽に摂取することは困難です。
B ヨーグルトにした方が効果的と思われます。
多くの菌数を摂取するには、牛乳や豆乳を培地にして増殖させれば、安価で大量の菌種・菌数を摂取する事ができます。また、菌が増殖するときに産生する「乳酸菌生産物質」(約2500種類の成分)も同時に摂取でき、身体への有用的な働きも考えられます。粉末・顆粒の乳酸菌とヨーグルトの摂取では改善には大きな差がつきます。
C 腸内細菌の正常化まで、平均6ヶ月が必要です。(上記の条件で)
一概には決定できませんが、16種類の菌でヨーグルトを作り、大人300ml/日、子供150ml/日を摂取した数十人の結果です。